「コスモ アースコンシャスアクト 未来へのトビラ」
地元愛媛で豊かな自然環境を守ろうと環境保全活動に取り組んでいらっしゃる方々に、
その活動や想いを伺っていきます。
先週に続いて、NPO法人 森からつづく道 事務局長の黒河由佳さんにお話をお伺いします。
身近な生き物観察会で自然と触れ合う
NPO法人 森からつづく道では、地域住民の環境保全意識の向上を目的とした観察会を定期的に開催しています。オオキトンボの産卵、田んぼの生き物、秋に鳴く虫、冬にはため池に来る冬鳥(カモ類)、子どもから大人まで楽しめる内容が特徴です。観察会を通して、参加者は身近な自然の豊かさや生き物の多様性に触れることで、自然への関心を高めています。
【主な観察会】
・オオキトンボの産卵観察会(毎年開催)
・田んぼの生き物観察会
・秋に鳴く虫の観察会
・冬のため池にくるカモ類の観察会
\夏休みイベントのお知らせ!/
第43回 サイエンスカフェえひめ「恐竜研究入門 〜発掘から展示まで〜」
開催日時:7月30日(火)19:00~
場所:愛大ミュージアム多目的室
内容:恐竜とは何かのお話、モンゴルゴビ砂漠での恐竜化石の発掘調査~化石展示までの流れなどを紹介
詳細はホームページ等にてご確認ください。
日々の暮らしの中でできる環境保全
黒河さんは、日々の生活の中で環境負荷の少ない選択をすることが大切だと訴えます。
「食べる」「移動手段」「買い物」なるべく環境負荷の少ないものゴミにならないもの、
CO2の排出が少ないものを選んでいくことが大切だと伝えています。
「一人の100歩より、100人の一歩」
一人一人の小さな心が集まれば、社会全体を変える力になります。
今すぐ取り組めること、誰でもできることから始めることがとても大事だと感じてます。
黒河さんの一歩 ~ プラスチックからヒノキへ ~
日々の生活の中で環境負荷を減らすために、プラスチック製のまな板をヒノキ製のまな板に変えました。自然素材の温もりを感じながら、愛着を持って生活を送っています。
木の特性を感じながら、暮らすことができて個人的にはオススメと教えてくれました。
豊かな自然環境を守り、未来へつなぐために、私たち一人ひとりができることを考えてみることから始めてみませんか?