「コスモ アースコンシャスアクト 未来へのトビラ」
地元愛媛で豊かな自然環境を守ろうと環境保全活動に取り組んでいらっしゃる方々に、その活動や想いを伺っていきます。
先週に引き続き、宇和島市立城南中学校 生徒会のみなさんにお話を伺います。
沖の島でハマユウを守る活動を通して意識が変わったところ
ナカガワさん:正直、ゴミってなくならないものだと思っていたけれど、回収することによって、少しずつでも減っていくことが分かったので、これからもボランティア活動などがあれば参加しようという心構えができました。
サキさん:私は今までの私生活で分別などに対して意識が全然なかったのですが、この活動を通して、分別して捨てることやリサイクルすることで、ゴミを出さないようにしようという意識が強まりました。
アイリさん:私にとってゴミ問題は遠い話だと思っていましたが、この活動に参加して、自分の身近にある問題だということに気づいたので、これからはこの問題を少しでも解決するために自分にできることは何か考えて行動していきたいです。
ユウリさん:宇和島市は水産資源がすごく豊富なところですが、この資源を残していくためにも、私たち一人一人がプラスチックゴミを減らしていくことがまずは大切なのかなと思いました。私も普段、何か買い物をする時は、本当に必要なものなのかを考えて買い物をするようにしています。
伝えたいこと
ユウリさん:沖の島はもともと無人島なので、こんなに多くのゴミがあるはずではないと思うのですが、ゴミが多くあるということは、どこからか流れ着いてきたのかということです。ゴミを減らしていくためには、私たち一人一人がこのゴミ問題について真剣に向き合うことが大切です。一時的な感情や「これくらいか」という軽い気持ちが、このような大きなゴミ問題につながるので、しっかりとその場の感情に左右されずに、自分ごととしてこの問題に向き合っていってほしいなと思いました。
サキさん:今の活動は私たち中学生がやっていますが、やっぱり中学生だけだと、できるところとできないところがあって、できる範囲を広げるためには大人の力も必要なので、私たち中学生と協力して、もっと広く広めていってほしいなと思います。
ナカガワさん:私は去年、瀬戸内オーシャンズXの活動に参加させていただいて、岡山県に行きました。岡山県と宇和島市ではゴミの種類が違います。宇和島なら主に海洋ゴミですが、岡山市だと家庭ごみがとても多かったです。地域によってゴミの種類も変わってくるので、自分の地域のゴミの種類を知ってもらって、自分でどうしていくのかをしっかり考えてもらいたいと思います。
宇和島市立城南中学校