2024年10月7日月曜日

#15 「アップサイクル活動」 愛媛大学教育学部アップサイクル活動


「コスモ アースコンシャスアクト 未来へのトビラ」

 地元愛媛で豊かな自然環境を守ろうと環境保全活動に取り組んでいらっしゃる方々に、
その活動や想いを伺っていきます。

 

今回お話を伺ったのは、愛媛大学教育学部アップサイクル活動に携わっている愛媛大学教育学部研究補助員の森田裕子さんと澤田洋子さんです。


愛媛大学教育学部アップサイクル活動

小中学生が大学に来て、大学生や教職員と一緒に要らないものに価値をつけて、新しいものに作り替えるという活動を去年の7月から取り組んでいます。
捨てられるお弁当のフタをみんなで回収し、そこからプラバンを作って、キーホルダーに生まれ変わらせました。身の回りにあるお弁当のフタからプラバンができるというのは、小学生にとっては新しい発見だったと思います。

また、お菓子の袋を切って、折って、組み合わせることで、筆箱やポーチも作っています。見た目では、お菓子の袋だとは気づかないほど、価値のある商品に生まれ変わることができます。

12月に愛媛大学の「ひめテラス」で開催されるクリスマスマーケットでは、ポーチやブローチなど、アップサイクルした商品を販売する予定です。普段だったら捨てられるものですが、それも工夫すれば商品になるということをみなさんにも知ってもらえたら嬉しいです。

 


 

活動に関わって感じたこと

普段気が付かないようなことの中から、学生が新しい発見をたくさんしているので、周りの大人も勉強になります。プラスチックのお弁当のフタでブレスレットやイヤリングなど、いろいろなものをつくることができます。学生は発想が豊かで、いろんなものを作ってくれるので、とても楽しみです。

 



 

アップサイクル活動を通して意識が変わったところ

お菓子の袋やお弁当の容器を、昔だったら何も気にせず捨てていたと思うのですが、

これを活用して、「何を作ることができるかな?」と、新しく商品に生まれ変わらせることを考えるようになりました。

 

これからの想い

商品を作っていく中で、お客さんのことを考えて、「お客さんが欲しい商品は何か?」を考えてより良い商品にしていきたいです。ここだけではなく、もっともっと、世間に広めて、私たちの活動を日本中、世界中の人々に知ってもらって、「自分たちにでもできることがある」ということを知ってもらいたいです。

そして、たくさんの人にSDGsの活動に携わってもらえたら嬉しいです。