2025年2月3日月曜日

#32「環境に優しい翠小学校とエコ改修のヒミツ」 伊予市立翠小学校 

「コスモ アースコンシャスアクト 未来へのトビラ」

 地元愛媛で豊かな自然環境を守ろうと環境保全活動に取り組んでいらっしゃる方々に、その活動や想いを伺っていきます。

今週は伊予市立翠小学校の児童の皆さんです。

防災マップを作成した感想
6年生:はせばしほさん、くわたまきさん、かなざわゆうせいさん】

・意外と危ないところがあって驚きました。

・私、山に住んでいるんですけど、そこがほぼ崩れそうで危ないなと思いました。

・家でよく防災マップを見るようになりました。

・山から水が出たりしているところは危ないって初めて知りました。

・自分は安全だと思っていても、思ったより安全じゃなかったりするところがあるから、これからも気をつけていきたいなと思います。

・自分が思っていたより大変で、『翠地区』をずっと歩いて、危険な所へ安全なところを探索するのが大変でした。

 

ホタル調べと住みやすい環境作り
5年生:ごとうななさん、くぼたるなさん、ともざわけんしんさん、みやざきこわくさん】

・蛍の種類や蛍の一生などについて調べています。蛍は確か幼虫からさなぎになって成虫になって飛ぶんですけど、その成虫になって光り輝いて空を飛べる時間が1週間しかないことに驚きました。

・蛍は大人になったら全くご飯を食べないということに気づきました。蛍はそんな厳しい環境でもそうやって生きていこうと思うのがすごいなと思いました。

・卵は昼も光るって知らなかったです。

 

『翠小学校』のここが好き!!
・自然豊かなところで、みんな「ギンモクセイ」に注目するけど、「キンモクセイ」もあるところ

・ウサギ小屋に自由に入れるところが好きです。

・翠小学校は少人数なので、1年生から6年生のみんなが仲良くなれるところが好きです。

・『ガードレール磨き』といって蛍まつりが行われる前の日に、ガードレールをきれいにして、ほたる祭りに来たお客さんが汚れないようにします。

・『愛リバー活動』といって、ゴミを拾って蛍が住みやすい環境にする活動をしています。

 


エコ改修のヒミツ
4年生:しまだみなみさん、にしいしかずまさん、よしながとあさん、しのざきかんたさん、いとうけいきさん、いいだかいさん】

2階の白い窓は、中を熱くしないように白くしたと思います。

・『ペレットストーブ』が学校にあって、ペレットストーブっていうのは、ペレットという環境に優しい燃料を使って体を温めたりできるストーブがあります。

・音楽室などに天窓があるんですけど、外の光が入りやすいような仕組みになっていて、電気をつけなくても教室が明るくなるように照らしてくれるというのが『エコ改修』で作られました。

・翠小学校の屋根には一部に太陽光発電機が設置されています。

・裏庭に『エコデッキ』があって、そこに生き物たちが住んでいます。

・『風力発電』というのがあって、風の力を利用して電気を作り出す風車のような形をしたものがあります。エコ回収の一つの取り組みだと思います。

34年生教室とかは左右に開く窓があります。右側の窓は山風を取り入れる感じで、左の窓は海の風を入れる感じだと思います。

この地形に合わせて窓の形がちょっと違うということですね。

・翠小学校の天井にだいたい2mぐらいの三角形のようなものがついているんですけど、あれは換気小屋だと思います。

翠ラウンジ近くの1階の廊下と階段が交わる部分の近くには、翠小学校で発電している電気や使っている電気など、いろいろなものが載っているところがあります。上にあるテレビには環境について説明している映像が映っています。

 



 

・階段のところに『トップライト』という光を廊下や階段に照らしている場所があります。

・『エコクロック』という小さい学校のようなものがあります。

・『銀木犀』は、エコ改修の時に来ました。

・正門近くの左右にガラスのようなものがありますが、ガラスではなく、地震対策のために作られていて、名前は『ポリカーボネート』という耐震用の壁です。

翠小学校の裏の『エコデッキ』の近くには生き物が住める『ビオトープ』という場所があって、アカハライモリやカエルなどがたくさん来ます。



 

伊予市立翠小学校

https://iyo-midori-e.esnet.ed.jp/

 

2025年1月27日月曜日

#31「エコ改修~県内現役最古の木造校舎は築92年~」 伊予市立翠小学校 

「コスモ アースコンシャスアクト 未来へのトビラ」

 地元愛媛で豊かな自然環境を守ろうと環境保全活動に取り組んでいらっしゃる方々に、その活動や想いを伺っていきます。

今回、お話を伺ったのは、伊予市立翠小学校 のもと教頭先生です。

豊かな自然に囲まれている翠小学校
自然豊かなところにある『翠小学校』と、噂では聞いていたんですけど、実際に来てみると本当に自然豊かな学校でした。昨年度、宇和島から来ましたので、見た瞬間にすごいなっていうのは感じました。他の地域から来たからこそ感じられるこの『翠小学校』のいいところ、すごいところは、地域の方や保護者の方が、本当に翠を愛しています。この小学校自体が文化財と聞いて、ちょっとプレッシャーになったこともありました。引き継ぎとかで、いろんな方から話を聞くと、気軽に釘も打てなかったりとかして、神経を使うというようなところはあるんですけど、逆にそういうことを子どもたちも知っているので、すごく学校を大事にしようっていう思いも伝わるし、自分もそうしようかなっていうふうに来てすぐに思いました。



エコ改修のポイント
歴史のある翠小学校は、今年が開校151年目になります。
エコ改修したときのポイントは8つの改修目標ということで、1つ目が『温熱光通風環境の改善』『地球環境への配慮』『耐震改修』『環境教育』『新しい教育環境』『安全性の確保』『地域との連携と交流拠点を目指す』最後が、『新しい学校としての可能性』が、改修の目標になっています。
県内現役最古の木造校舎は築92年を迎えています。エコ改修の時に、木材は基本的に残していこうということで、廊下とかの92年前の木材は、いったん外して、それを研磨してきれいに塗装して、また再利用しています。下の廊下の方は、92年前ということに皆さんも驚かれます。本当にきれいです。あとは公務員さんが毎日必死に掃除をしてくれているので、そういう努力もあると思います。



廊下で日向ぼっこ
2階はあそこにみんなが転がって、ちょっとどこか懐かしいような親戚のおばあちゃん家に来たような感じですね。日向ぼっこができる学校って、なかなかないと思うので、こういうところで過ごせる子どもたちは幸せですね。なかなかこう木に囲まれて6年間過ごせるというのは、なかなか経験できないので、自分もすごくうらやましいと思いますし、本当は自分の子どもを通わせたいぐらい素敵な環境だなと思います。


翠ラウンジ
ラウンジがある小学校はなかなかないなと思うんですけど、やっぱり地域のコミュニティの拠点というのを目指しているので、そういう面で、当時建てられた方々が考えて作られたものですけど、いま子どもたちがみんなそこに集まって、学習もしていますし、本当にいい場所だなと思います。
『翠ラウンジ』とかいうのもちゃんと木の札が立てかけられていて、札も味がありますね。先生の名前も、すべて木にこだわっています。あとは子どもたちの机もすべて木でできていて、6年間使用するっていうので、卒業前には地域の方とか保護者の方にきれいに研磨をしてもらって、次の1年生にまた使ってもらうっていうすごくいい循環があります。だから子どもたちは愛着があって、自分の机とか椅子がすごく大事に使っています。6年間使うとなると、自分のものという愛着が湧きますよね。木なので、当然落書きもできないですし、すごく本当に大切に使っています。



エコ改修の秘密を探ろう
こちらについて知るのが3年生もしくは4年生の総合的な学習の時間で、エコ改修の秘密を探ろうという調べ学習を行います。4年生になって自分たちが今まで過ごしてきた学校のことを改めて学んで、知っているようで知らないこともたくさんありますし、やっぱり知ることで、今度は自分の知り合いの人やお客さんにも先生たちが説明するんじゃなくて、子どもたちに説明してもらうようにしています。うちの学校の良さやエコ改修で学んだことをお客さんに伝えていくという役目も果たしてくれています。


伊予市立翠小学校
https://iyo-midori-e.esnet.ed.jp/


2025年1月20日月曜日

#30 「自然が豊かな環境にある川之江高校」 愛媛県立川之江高等学校

 

「コスモ アースコンシャスアクト 未来へのトビラ」

 地元愛媛で豊かな自然環境を守ろうと環境保全活動に取り組んでいらっしゃる方々に、その活動や想いを伺っていきます。

先週に引き続きまして今週もお話を伺ったのは、愛媛県立川之江高等学校2年生『みなみ かな』さんと、3年生『ごうだ あかり』さん のお二人です。

 

金生川の水生生物調査を始めて、生活の中で意識するようになったことや変わったところ
金生川の全国水生生物調査を行って、節水とか、水を大切に使おうと思いました。私は大学に入って、土砂災害の方で森林の勉強をしようと思っています。土砂災害に加えて、洪水など水に関することでもたくさん勉強して、そちらの方にも活かせられないかなと考えるようになりました。将来は研究者として、森林の研究を行って、少しでも災害の被害などを減らせるような森を作っていきたいと思っています。

私は、もともとポイ捨てとか絶対にダメだと思っていたんですけど、今回の調査をして、ポイ捨てもそうだし、料理に使った油などをそのまま流すのも絶対にダメだと思いました。
これからも私たち若者が率先して、この川のきれいさもそうだし、地域のきれいさも守っていきたいなと思いました。
私はちょっと水質や自然には関係ないですが、耳の聞こえない方々のサポートや咀嚼のサポートができたらいいなと思っています。私の母は少し耳が悪くて、耳が聞こえなくなってしまったとしてもコミュニケーションを取りたいなって思っています。もっと年配の方の役にも立ちたいと思っています。 



自然豊かな中にある川之江高校の自慢
ごうださん:川之江高校からは、瀬戸内海が見えたり、金生川があったり、森も見えて、すごい自然環境が豊かな中で勉強ができるというのもあります。『金生川ラバーズ』という活動で、金生川のゴミを掃除するボランティアみたいなのも学校で募集していて、自然環境への取り組みがあるのも魅力です。

みなみさん:川之江高校は、チャンスや機会を与えてくれるなと思っていて、ボランティアの募集とかもそのプリントを配ってくれたり、掲示してくれたりしています。あとは、資格の検定を受ける時にたくさんの資料をくれたりして、努力しやすいようにしてくれているのがすごく魅力だと思います。

 

最後に先生からのメッセージ

『あおの よしかず』です。6年目になります。
川之江高校の生徒は素直な生徒が多く。明るく何事にものびのびとチャレンジしてくれる生徒が多いです。このような水生生物調査やボランティア活動、探求活動にも積極的に挑戦する姿が見られます。

『川之江先輩塾』という組織があり、地元の企業の方々や卒業生が川之江高校の生徒の学びをサポートしてくれるということがあります。産業と自然が調和したこの街で一緒に学んでほしいと思いますので、たくさんの入学生を待っています。



2025年1月13日月曜日

#29「金生川の全国水生生物調査で知れたこと」 愛媛県立川之江高等学校 

 「コスモ アースコンシャスアクト 未来へのトビラ」

 地元愛媛で豊かな自然環境を守ろうと環境保全活動に取り組んでいらっしゃる方々に、その活動や想いを伺っていきます。

今週来週、お話を伺ったのは、愛媛県立川之江高等学校2年生『みなみ かな』さんと、3年生『ごうだ あかり』さん のお二人です。


金生川の全国水生生物調査
年に一度行われる「全国水生生物調査」で、金生川に行き、住んでいる生物の生態を調べます。そこから、水のきれいさを調査するという内容のボランティアです。
これは部活とかではなく「やってもいいよ」「やろうかな」という人が高校の中から集まってやっている活動です。


この活動に参加しようかなと思った理由
みなみさん:幼稚園の頃に金生川で鮎の放流をしたことがあって、金生川は、どれぐらいきれいなんかな?っと、ずっと不思議に思っていて、ちょうどいい機会なので参加しました。

ごうださん:私はもともと森林とか、その自然環境に興味があって、その時に学校で「全国水生生物調査」っていうのがあるのを知って、面白そうだと思ってやってみました。森林に興味をもったきっかけは、森林を適切に管理することで、土砂災害などを防ぎたいと思ったことです。


全国水生生物調査
金生川が、すごくきれいな川だということが分かりました。金生川がきれいであるということは、それだけ豊かな森林があって、適切に人工林などが管理されているんだなということが知れて、そんな自然環境が良い地域が地元で良かったなって思いました。
水生生物を調べたところ、4段階ある中で金生川は、1番きれいな水質でした。地域の方々もそのゴミとかを拾ってきれいにしてくれているんだなって思ったし、浄水場の方々が、力を尽くしてきれいな水にしてくれているんだなと思って、感謝しました。


昔から身近にある『金生川』の印象
正直、あんまりきれいな川じゃないんかなっていうのは思っていましたが、調べてみたら、めっちゃきれいでした。工場地帯なので、結構汚いのかなって思っていたんですけど、すごくきれいで本当にびっくりしました。地元の方々がちゃんと守ってくださっているっていう感じなんですかね。


金生川に住んでいる生物の様子
金生川には、石巻貝などの貝類やサワガニなどが住んでいます。水質調査には少し関係ないですけど、テナガエビなども発見できました。元気でめっちゃ飛び跳ねていました。
私は金生川にたくさん生物はいないだろうって思っていたんですけど、中に入ったらめちゃくちゃ魚とか泳いでいて、その魚を捕まえようとしたけど、すごい元気よく動いていて、すごく速くて、捕まえらませんでした。金生川に生息する生物たちもたくさんいるし、元気いっぱいで、いい川なんだなって思いました。




2025年1月6日月曜日

#28 「活動を始めて気づいたこと」  松山北高校興居島ボランティアチーム愛顔グローカル部愛Landまつやま

「コスモ アースコンシャスアクト 未来へのトビラ」

 地元愛媛で豊かな自然環境を守ろうと環境保全活動に取り組んでいらっしゃる方々に、その活動や想いを伺っていきます。

先週に引き続きまして今週もお話を伺ったのは、松山北高校興居島ボランティアチーム愛顔グローカル部愛Landまつやまの皆さんです。

 

活動を始めて気づいたこと、変わってきたこと

1年生】
・やまうちさん: 実際にゴミ拾いに行くことで、どんなゴミがどれくらい落ちているのかを知ることができて、海ゴミの深刻さについて知ることができました。

・こじまさん:学校周辺のゴミ拾いをした後に学校で分別をしているので、家で出たゴミとかの分別がすぐできるようになりました。

・やのさん:ボランティアでゴミを拾って、海岸をきれいにするので、自分がいいことをしているという風に感じて、海をきれいにするためにやっている行動が自分の自己肯定感にも繋がっていくので、すごくいいなと感じるようになりました。

・やまぐちさん:私はいま海岸の近くに住んでいるのですが、自分の家の近くの海岸や興居島周辺のゴミを比べると量や種類が違っていて、本当にそれぞれの島によって課題があると感じています。


2年生】
・はとうさん:この部活動に入る前はゴミの問題は、テレビでちょっと聞くだけで、「ああ、そうなんだな。ゴミ問題って深刻なんだな。」くらいで、簡単にしか考えていなかったのですが、入部して実際にその清掃活動を通して、思っていたよりもっと深刻だと実感しました。

・おちさん:啓発活動を通して同じ『海ゴミ問題』について解決に取り組んでいる高校生や企業の方々と会う機会があり、自分ももっと活動して皆に、海ゴミ問題について知ってもらいたいなっていうその気持ちが高まりました。

・はなやまさん:部活動に入る前は他人事として考えていたけど、実際に清掃に行ってみて海ゴミの深刻さを知ることができました。その現状をみんなに知ってほしいと思って、授業で『海ゴミ』についてのテーマを取り上げて発表しました。クラスの以外の人たちにももっと現状を知ってほしいと思えるようになりました。

・よしながさん:清掃活動をして感じたのが清掃活動することの面白さです。海ゴミと言っても当然『プラスチック』が多いのですが、その中にも動物の骨だったり、ボールだったり、サンダルだったり、いろんな種類のゴミがあるので拾っていて楽しいです。

・たかはしさん:海岸清掃や学校周辺でのゴミ拾いで、私たちだけが気づくのではなく、SDGsなどにもっと一人一人が関心を持って、楽しいなって思って活動していくことが大切だと思います。私たちも自分たちだけで満足するのではなくて、家族や知り合いにも一緒にやってみよう!と、周りの人を巻き込むきっかけを作れたらいいなと思います。

・あきやまさん:私はこの活動をするようになってから『海ゴミ』というテーマが、生活の一部、自分の中の一部になっています。テレビで「海ゴミ」と聞いたら見てみよう!と思うし、「海ゴミの取り組みをしている」と聞いたら、どんなのだろう?といった疑問を持つようになりました。「海ごみ拾っています。」っていうと、「すごいね」とか。言ってくれることもあります。あとは「大変だね」と声をいただくこともあります。もちろん大変なこともあるんですが、私たちはその大変を楽しいに替えていて、その楽しいというのをこれからも続けていけたらいいなと思っています。


活動を通して伝えたいこと(顧問:おち先生)

この活動は、本校の卒業生がきっかけを作ったことが、今の形になっている活動です。本格的に活動が始まって5年が経ちますが、高校生なので活動期間は2年とか3年という限られた期間になります。その中には、大学に行ってからも地域とつながってくれている子もいます。今からどういうふうに暮らしていくか、どんな考え方をしていくかということを良い形で作ってくれている子たちが多いと思います。せっかくなので、今思っていることをもっと現実的に具現化していき、それを伝えていくことができれば、環境やその他の部分も、より良い方向に変わっていくのではないかなと思っています。いま思っていること、やっていることを大事にして過ごしてもらえたらいいかなと思っています。