「コスモ アースコンシャスアクト 未来へのトビラ」
地元愛媛で豊かな自然環境を守ろうと環境保全活動に取り組んでいらっしゃる方々に、その活動や想いを伺っていきます。
先週に引き続きまして今週もお話を伺ったのは、愛媛県立川之江高等学校2年生『みなみ
かな』さんと、3年生『ごうだ あかり』さん のお二人です。
金生川の水生生物調査を始めて、生活の中で意識するようになったことや変わったところ
金生川の全国水生生物調査を行って、節水とか、水を大切に使おうと思いました。私は大学に入って、土砂災害の方で森林の勉強をしようと思っています。土砂災害に加えて、洪水など水に関することでもたくさん勉強して、そちらの方にも活かせられないかなと考えるようになりました。将来は研究者として、森林の研究を行って、少しでも災害の被害などを減らせるような森を作っていきたいと思っています。
私は、もともとポイ捨てとか絶対にダメだと思っていたんですけど、今回の調査をして、ポイ捨てもそうだし、料理に使った油などをそのまま流すのも絶対にダメだと思いました。
これからも私たち若者が率先して、この川のきれいさもそうだし、地域のきれいさも守っていきたいなと思いました。
私はちょっと水質や自然には関係ないですが、耳の聞こえない方々のサポートや咀嚼のサポートができたらいいなと思っています。私の母は少し耳が悪くて、耳が聞こえなくなってしまったとしてもコミュニケーションを取りたいなって思っています。もっと年配の方の役にも立ちたいと思っています。
自然豊かな中にある川之江高校の自慢
ごうださん:川之江高校からは、瀬戸内海が見えたり、金生川があったり、森も見えて、すごい自然環境が豊かな中で勉強ができるというのもあります。『金生川ラバーズ』という活動で、金生川のゴミを掃除するボランティアみたいなのも学校で募集していて、自然環境への取り組みがあるのも魅力です。
みなみさん:川之江高校は、チャンスや機会を与えてくれるなと思っていて、ボランティアの募集とかもそのプリントを配ってくれたり、掲示してくれたりしています。あとは、資格の検定を受ける時にたくさんの資料をくれたりして、努力しやすいようにしてくれているのがすごく魅力だと思います。
最後に先生からのメッセージ
『あおの よしかず』です。6年目になります。
川之江高校の生徒は素直な生徒が多く。明るく何事にものびのびとチャレンジしてくれる生徒が多いです。このような水生生物調査やボランティア活動、探求活動にも積極的に挑戦する姿が見られます。
『川之江先輩塾』という組織があり、地元の企業の方々や卒業生が川之江高校の生徒の学びをサポートしてくれるということがあります。産業と自然が調和したこの街で一緒に学んでほしいと思いますので、たくさんの入学生を待っています。