「コスモ アースコンシャスアクト 未来へのトビラ」
地元愛媛で豊かな自然環境を守ろうと環境保全活動に取り組んでいらっしゃる方々に、その活動や想いを伺っていきます。
今週来週、お話を伺ったのは、愛媛県立川之江高等学校2年生『みなみ かな』さんと、3年生『ごうだ あかり』さん のお二人です。
金生川の全国水生生物調査
年に一度行われる「全国水生生物調査」で、金生川に行き、住んでいる生物の生態を調べます。そこから、水のきれいさを調査するという内容のボランティアです。
これは部活とかではなく「やってもいいよ」「やろうかな」という人が高校の中から集まってやっている活動です。
この活動に参加しようかなと思った理由
みなみさん:幼稚園の頃に金生川で鮎の放流をしたことがあって、金生川は、どれぐらいきれいなんかな?っと、ずっと不思議に思っていて、ちょうどいい機会なので参加しました。
ごうださん:私はもともと森林とか、その自然環境に興味があって、その時に学校で「全国水生生物調査」っていうのがあるのを知って、面白そうだと思ってやってみました。森林に興味をもったきっかけは、森林を適切に管理することで、土砂災害などを防ぎたいと思ったことです。
全国水生生物調査
金生川が、すごくきれいな川だということが分かりました。金生川がきれいであるということは、それだけ豊かな森林があって、適切に人工林などが管理されているんだなということが知れて、そんな自然環境が良い地域が地元で良かったなって思いました。
水生生物を調べたところ、4段階ある中で金生川は、1番きれいな水質でした。地域の方々もそのゴミとかを拾ってきれいにしてくれているんだなって思ったし、浄水場の方々が、力を尽くしてきれいな水にしてくれているんだなと思って、感謝しました。
昔から身近にある『金生川』の印象
正直、あんまりきれいな川じゃないんかなっていうのは思っていましたが、調べてみたら、めっちゃきれいでした。工場地帯なので、結構汚いのかなって思っていたんですけど、すごくきれいで本当にびっくりしました。地元の方々がちゃんと守ってくださっているっていう感じなんですかね。
金生川に住んでいる生物の様子
金生川には、石巻貝などの貝類やサワガニなどが住んでいます。水質調査には少し関係ないですけど、テナガエビなども発見できました。元気でめっちゃ飛び跳ねていました。
私は金生川にたくさん生物はいないだろうって思っていたんですけど、中に入ったらめちゃくちゃ魚とか泳いでいて、その魚を捕まえようとしたけど、すごい元気よく動いていて、すごく速くて、捕まえらませんでした。金生川に生息する生物たちもたくさんいるし、元気いっぱいで、いい川なんだなって思いました。