2024年12月2日月曜日

#23 「自然の中でのふれあい体験」 自然環境教育えことのは 理事長 斉藤智子さん

「コスモ アースコンシャスアクト 未来へのトビラ」

 地元愛媛で豊かな自然環境を守ろうと環境保全活動に取り組んでいらっしゃる方々に、その活動や想いを伺っていきます。

今回お話を伺ったのは、特定非営利活動法人 自然環境教育 えことのは理事長 斉藤 智子さんです。

斉藤さんの2つの活動
斉藤さんは様々な活動をされているのですが、その中でも今は2つの活動を柱に活動しています。『自然環境教育えことのは』というNPOで 活動している部分と、もうひとつは『松山市エコリーダー』として環境保全の講座をされています。

自然環境教育えことのはの主な活動は、0歳から2歳、3歳ぐらいの子供さんと保護者のお散歩会の開催や東温市では『とことこクラブ』というのも20年以上活動されています。そして、松山市の野外活動センターでも 『森のやすらぎ親子クラブ』という活動をされています。
小さいお子さまが対象で、お母さん、お父さんと一緒に、自然の中を歩くというものです。

『とことこクラブ』では虫のお兄さんがやってきてくれますので、虫を見たり、観察したり、触ってみたりします。斉藤さんが講師の場合は草遊びをしたり、身近な植物の観察をしたりします。

それぞれ年に6回開催しているので、季節ごとの昆虫や植物にふれることができます。
春は土筆や蝶、夏になるとカナブンやセミやかまきり、秋はバッタなどを観察します。お母さん方には虫の持ち方をお伝えします。そして、子どもたちは初めてカマキリにそーーっとタッチします。触った後の 目がキラキラとして、表情が自信に満ちた感じです、その瞬間がやっぱり活動していて嬉しい!と斉藤さんも目をキラキラさせながら話してくださいました。


斉藤さんは実は虫が苦手?!
そんな斉藤さんも実は昔、虫が苦手だったそうです。
活動をしている中で、だんだん「毛虫ってもふもふしていて可愛いな」と思えるようになってきたそうです。毒のある毛虫とそうじゃない毛虫が見分けられるようになってくると、だんだんなんとなく怖さが減ってきて、気持ち悪いという感じも減ってきて触れるようになってくるそうです。

毛虫は、モフモフ系だし、色彩が実は本当に豊かで、 驚くような美しさがあるんです。子どもたちが「苦手だけどちょっと見てみようかな」と、そんな気持ちになってくれたら嬉しいですと、熱く語ってくれました。


来週は、斉藤さんがもうひとつの軸として活動されているエコリーダーのお話も伺っていきます。

 

自然環境教育えことのは

https://www.youtube.com/channel/UC0s1hjZE0grpPaJENewtX-g